フォニックス(Phonics)とは?実際に子供が覚えた方法と教材紹介

フォニックスとは?実際に子供が覚えた方法と教材紹介 フォニックス
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フォニックス(Phonics)って何?

フォニックス(Phonics)とは英語の文字と発音の間にあるルールを教える教授法のことです。

例えば、アルファベットのAであれば文字の読み方は「エー」ですが、と発音は「æ」(アとエの間の音)となります。
それ以外にも二重子音や二重母音、二つの文字で1つの音になるダイグラフ、前の母音の音が変わるマジックeや発音しない音など様々なルールがあります。

フォニックスを習得するとそれらのルールを頼りに初めて見る単語でも自分で読むことができ、英単語の約8割が読めるようになると言われています。
英語圏の子供たちも5~6歳のころにフォニックスを使って英単語の読み方を覚えていきます。

ここではうちの子たちがフォニックスを覚えた方法を紹介します。

子供たちがフォニックスを覚えた方法

フォニックスの歌

息子が2~3歳のころにYouTubeにあるフォニックスソングにハマり毎日のように聞いては歌っていて、気づいたときには勝手にフォニックスの基礎であるA~Zまでの発音を覚えていました。

そのフォニックスの歌がこちらの2曲です。

Phonics Song
Phonics Song 2

今は当時よりたくさんのフォニックスソングがYouTubeにあるので、”Phonics Song”で検索してみてください。

Alphabet Phonics Song
A is for Apple – ABC Alphabet Phonics Song Nursery Rhymes for Kids

フォニックスが学べるサイトとアプリ

ちょうど上記の歌を聴いていたのと同じ頃からこちらのStarfallというサイトが好きでよく遊んでいました。

Starfall.com

Kindergartenの中にあるABCsではアルファベットの文字の読み方(A=エー)と発音の仕方(A=æ)が両方学べます。

Starfall.com ABC

単語も1つのアルファベットにつき3つ出てきます。

apple

文字をクリックしたり次へ進む矢印をクリックするたびに文字の発音を聞くことができます。

最後にはミニゲームが用意されています。
こちらは大文字と小文字をそれぞれのカゴに入れるゲームです。

Drag the letters to the correct basket

文字によってゲームの種類が違っていて(ないものもあります)パズルだったり迷路だったりいろいろなゲームが楽しめます。

こちらのサイトはアプリにもなっているのでタブレットやスマホでも楽しむことができます。
”Starfall ABCs”で検索してみてください。

ワークブック

我が家では海外で使われているこちらのBrain Questというワークブックを息子が5歳の時に使い始めました。

このワークブックの中にPhonicsのページがあります。

  • A~Zで始まる単語の絵に丸をつけるもの 25ページ
  • Short a, e, i, o, uを含む単語の絵に丸を付けるもの 5ページ
  • 単語の最初の1文字を書くもの 4ページ
  • 韻を踏んでいる(ライミング)単語動詞を線でつなぐもの 5ページ

以上の全39ページ分が入っています。

我が家はKindergarten(5~6歳向け)レベルから始めましたが、さらにその1つ下の4~5歳向けのPre-Kレベルのワークブックもあります。

こちらのPhonicsのページの内容はA~Zで始まる言葉の絵に丸をつけるもののみになっています。

Brain Questは海外のホームスクーリングにも使われている教材だけに他にも様々な項目をカバーしていて、300ページ以上ありますがお値段は1300~1500円前後とお買い得です!

我が家では現在Phonicsのページは終わっちゃいましたが、Grade1と2のReadingやWritingのページを時々やっています。

今回ご紹介したBrain Quest以外にもPhonics専用のワークブックもあります。
こちらの3冊は値段もお手頃でAmazonで中身も見ることが出来ます。

フォニックスが学べるアニメ(YouTube)

AlphablocksはイギリスのBBCで放送されている、フォニックスが楽しく学べる教育アニメです。

Learn to Read | Phonics for Kids | The Alphabet from A – Z

aからzまでのアルファベットがキャラクター化されていて、それぞれの発音を発します。


キャラクター同士が合体して2文字や3文字の組み合わせでの発音も学べたり、後ろにeが付くと1個前の母音の発音が変わる「マジックe」についての動画もあります。

Phonics – Learn to Read | Singing With Magic E | Letter Teams | Alphablocks

文字の音が分かって単語が読めるようになってきて、さらに文章読みにつなげる時期に役立ったアニメがこちらの”Super WHY“です。
娘が3歳の頃ちょうど文字読みを始めた時期にこのアニメにハマって、CTP絵本と相乗効果で英語の読みが一気に進みました。

Super WHY! Full Episodes English ✳️ The Three Little Pigs ✳️ S01E01 (HD)

主人公たちがおとぎ話の絵本の中に入って、登場人物の問題を文字を書き換えて解決していくお話です。視聴者に問いかける形でストーリーが進んでいくので、よく子供たちも小さい頃は画面に向かって答えたりしていました。絵本の文章を読むときにも字幕が出るので、どこを読んでいるのかが分かります。

フォニックスのカードゲーム

楽しく遊びながら発音の練習ができるカードゲーム「AGOカード
ルールはUNOと同じですが、カードを出したときに書かれている単語を発音します。

レベル1には基本のA~Zまでの発音と10種類の二重子音(bb, ck, dd, ff, nn, pp, rr, ss, tt, zz)が含まれています。

レベル2の内容は以下の通りです。
子音ブレンド(bl, br, cl, cr, dr, fl, fr, gl, gr, pl, pr, sk, sl, sm, sn, sp, st, sw, tr, tw)
子音ダイグラフ(ch, nk, ng, ph, sh, th, wh)
長母音(a, e, i, o ,u)
マジック”e” (a_e, e_e, i_e, o_e, u_e)

レベル3の内容は母音ダイグラフ(ai, ea, ue, oo, eeなど) 、二重母音、ソフト音(c, g)、母音+r、無音(e, g, k, gh)、三重子音(spr, str)など。

3つセットで買うとカードの発音が聞ける専用のアプリ無料インストールコードが付いてくるのでお得です!

CTP絵本のPhonics

CTP絵本の最後のページにもPhonicsの記載があり、1冊につき1~2個注目すべき音が取り上げられています。

例えばこの絵本だとkneeのkn(kは発音しない)とagreedやtreeのeeが取り上げられています。

対応するCTP社のワークブックにも必ずPhonicsのページがあります。

まとめ

おうち英語では、フォニックスを特に「教える」わけではなく、歌を聞いたり、アプリで遊んだり、アニメを見たり、ゲームで遊んだりしているうちに勝手に身に付けていけるのがいいところですね。

難しいルールや実際に分かっているかどうかの確認にはワークブックをおすすめします。
おうちの方だけで難しい場合はオンライン英会話も一緒に活用すると良いと思います。


こちらの子ども専用オンライン英会話ではLet’s Go Phonicsのシリーズを使用したフォニックスのレッスンを行っています。

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